FileWave のシステム基本構成

各コンポーネント
FileWave Admin(管理コンソール)

システム管理者が管理サーバーを操作するために必要な管理ツール。
FileWave(管理サーバ)

FileWave のメインコンポーネント。全体の管理機能を提供。
Booster(キャッシングサーバー)

FileWave Clients(クライアント・エージェント)

Windows PC や Mac を管理するために必要なクライアント用のコンポーネント。
FileWave 管理サーバー
■ 管理サーバー【 オンプレミス 】
Linux、macOS で稼働
ハードウェア要件
- 64-bit クワッドコア CPU
- 8 GB 以上の RAM
- 100 GB 以上のストレージサイズ
- 配信の設定や要件に応じてサイジングが必要
- FQDN(DNSドメイン名)を持つ固定IP アドレス(必須)
OS バージョン
- macOS 12、13(Intel製CPUチップおよびApple製CPUチップ)
- Linux CentOS 7.9 x86_64
仮想アプライアンス
- FileWave サーバーは仮想化に対応(推奨)
- FileWave サーバー(Boosters および IVS も同様)の導入をシンプルにするためにソフトウェアベースの仮想アプライアンスを提供しています。
- 提供している仮想アプライアンス
- VMware and VirtualBox(OVF)
- Hyper-V(VHD)
参考:すべてのFileWave ソフトウェアと仮想アプライアンスは以下よりダウンロードできます。
https://kb.filewave.com/display/DOW/FileWave+Components
■ 管理サーバー【 ホスティング(クラウド)提供 】

FileWave ホスティングサーバーとして以下の環境が提供されます。
- AWS(Amazon Web Service)上にある、FileWave 社が管理する1つのクラウドサーバーです。
- サーバーのアドレスや証明書は、FileWave 社によって提供され管理されます。
- そのサーバー自体のすべてのアップデートは、FileWave 社によって管理されます。
- サーバーの OS は、Linux CentOS で稼働します。
- FileWave サーバー・ソフトウェアに関わるすべてのアップデートはFileWave 社サーバー・ホスティングチームによって実行されます。
Booster キャッシングサーバー
- macOS 12、13(Intel製CPUチップおよびApple製CPUチップ)
- Windows 10(21H1以降)、11(21H2以降)
- Linux CentOS 7.9 x86_64
CPU / RAM /ネットワーク/ストレージに関する一般的なガイダンスは次のとおりです。
CPU(物理ハードウェア) | 少なくともIntel Corei5またはAppleM1と同等のものを使用します。 |
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CPU(仮想ハードウェア) | 少なくとも2つの仮想プロセッサを使用します。 |
RAM | 最低4GbのRAMを使用し、8Gbを推奨します。 |
ネットワーク | 少なくとも1Gbのネットワーク接続 |
ストレージ | 1Tbが推奨される最小値ですが、これはOSの更新、ファイルセット、およびブースターを利用してWindowsImagingが使用されているかどうかに大きく依存します。 |
FileWave Clients クライアント・エージェント
FileWave バージョン 14 でサポートするクライアント
デスクトップOS
- macOS 12、13(Intel製CPUチップおよびApple製CPUチップ)
- Windows 10(21H1以降)、11(21H2以降)
モバイルクライアント
- iOS 15、16.1
- iPad 15、16.1
- tvOS 15、16.1
- Android 12、13
- Chromebook